薬に対して「飲み込みにくい」や「苦い」など、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか? 特に、お年寄りや小さな子どもにとって薬を飲むことは一苦労。そんな人におすすめしたいのが「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」です。
ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)に比べて飲みやすいよう工夫されているのが特徴です。例えば、錠剤のサイズを小さくしたもの、苦みをコーティングしたもの、味やにおいを改良したものなどがあります。味やにおいが異なっても、新薬と同等の効き目・安全性と国から認められているので、ジェネリック医薬品を試してみてはいかがでしょうか?
また、ジェネリック医薬品は価格が安いというメリットもあります。新薬に比べて3~6割程度安くなる場合が多く、医療費の節約にもつながります。特に慢性的な病気で薬を長期間、または複数の薬を服用している人は、ジェネリック医薬品に変更することで薬代の節約効果も大きくなります。
ジェネリック医薬品への切り替えを希望される場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。「ジェネリック医薬品希望シール」(上記)を健康保険証や「お薬手帳」に貼ることで意思表示ができ、伝え忘れの心配もありません。シールを希望する人は、全国健康保険協会和歌山支部☎073(421)3101までご連絡ください。
(全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ)
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