刑事だらけの秋ドラマで
注目される世代とは?
10月からの新ドラマに異変が起きている。7つも刑事モノのドラマが放送されるのだ。この夏の刑事モノが2つなので、圧倒的に増えている。どれだけ事件が起こるねんっ!てな話だが、なぜか?一つに制作費の削減だ。警察署内など同じ場面が多く、セットを建てなくて済む。また、一話完結が多いので、何話からでも、視聴者が流入しやすい。それに伴い、注目なのがアラフォー、アラフィフの男性俳優たち。織田裕二、唐沢寿明、阿部寛、玉木宏などが刑事モノの主役に抜てきされている。彼らの中で、視聴率トップという難問題を解決できる刑事は誰か?また、刑事モノ以外にも、田辺誠一、沢村一樹などイケメンおじさん俳優の姿も。中でも、異彩を放っているドラマがTOKIO松岡昌宏主演の「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日制作)。同局の代名詞「家政婦は見た!」をオマージュした作品で、家事の裏ワザも入るという。この秋の夜長は、アラフォー、アラフィフ男性が画面いっぱいに活躍してくれるだろう。実生活では、何かと虐げられている同世代の僕らも応援せねば。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
文:岡内義人
読売テレビ「す・またん」「かんさい情報ネットten.」「土曜はダメよ」、ABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」などの番組構成を担当中。
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