出産と命の大切さを共有

「バースカフェ」和歌山で初開催

出産と命の大切さを共有

最高齢助産師の坂本フジヱさんを迎え
3月2日(月)に北コミセンで

出産と命の大切さへの思いを分かち合う集い「バースカフェ」が、和歌山県で初めて、3月2日(月)に開かれます(下記参照)。

「出産と命」をテーマに参加者同士で語り合う催しで、思いや感動を共有していきます。平成22年ごろから、詩人・社会活動家で神戸市に住む瀬川映太さんの呼びかけで始まり、全国的に広まっています。

当日は、瀬川さんがコーディネーターを務め、田辺市の助産師、坂本フジヱさんとトークを繰り広げます。坂本さんは大正13年生まれで、日本最高齢の現役助産師として知られています。これまでに4000人以上の赤ちゃんを取り上げてきた経験をもとに、誕生の神秘や母子の関係、出産が未来に与える影響、自然な出産とは何か、また生まれてきた意味などについて語ります。

その後、出産や体内記憶などを取り上げた映像を鑑賞し、5〜6人のグループに分かれて参加者同士が自らの体験や思いを語り合います。

トーク、映像鑑賞、対話で
学び、感動、共感の場に

20150214kids03

今回、和歌山市での開催を呼びかけたのは沖都さん。昨年、この活動を知り、「一方的に話を聞くのでなく、みんなで思いを共有し、命について考える」ところに共感。11月に「バースカフェ全国一斉フェスティバル」の一環として、自宅で自身がコーディネーターを務めて、少人数のバースカフェを開きました。

「感動もしんどさもいろんな思いを吐き出せる場になりました」と、反響が口コミで広がっているといいます。

「誰もが“出産”を経験してここにいます。産んだ子ども、生まれてきた自分、そして産んでくれた親…。今あることのすべてに意味があり、感謝の思いを抱くことができる場になるのではと」と沖さん。「参加した人がそれぞれの場でバースカフェを開いて、“生まれる”ことについてゆっくり考える機会を作っていってほしい。今は、子育て中の母親の参加が多いですが、10代の子どもや未婚の人、男性にも広げていければ」と話します。

バースカフェ・イン・ワカヤマ

バースカフェをプロデュースする瀬川映太さん。即興で筆を使い詩を書く“伝道詩人”。地域活性や海外支援、東北復興支援など活動は多岐

バースカフェをプロデュースする瀬川映太さん。即興で筆を使い詩を書く“伝道詩人”。地域活性や海外支援、東北復興支援など活動は多岐


坂本フジヱさん。当日はナビゲータを務める

坂本フジヱさん。当日はナビゲータを務める

日時 3月2日(月)午前10時半~午後2時
場所 北コミュニティセンター(和歌山市直川)
定員 40人(子ども連れ可)
参加費 2000円(中学生以上、軽食付き)
※子ども用軽食は1人300円
申し込み 「バースカフェ和歌山」のフェースブックページ、または、メール(okiyoppy0415@yahoo.co.jp)に件名「BC和歌山」と、氏名、子どもの有無(月齢)、電話番号、子ども用軽食の有無を明記して送信(個人情報はこの催しの連絡だけに使用)
問い合わせ 073(461)5053沖さん

子育て・教育

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1.  和歌山県の温泉といえば、白浜温泉、川湯温泉などをイメージしがち…。いやいや、和歌山市内にも穴場の名…
  2. リビング和歌山11月16日号「デジタル時代だからこそ 手書きに思いを込めて」
     年末といえば、クリスマスカードに年賀状、今年は手書きで思いを伝えませんか。若い世代に注目を集める…
  3. “遺言”と聞くと、“老後になってから”と考える人が多いのでは。しかし、遺言は生前対策の一つとして、…
  4. リビング和歌山11月2日号「夜空を鮮やかに彩る伝統美県下唯一の花火製造会社」
     和歌山県のものづくり企業にスポットを当てたシリーズ、「すごいぞ! 和歌山の底力」。今回は、花火作…
  5. リビング和歌山10月26日号「和歌山県、旬の魚を訪ねて漁港巡り ふんわり美味な「わかしらす」」
     「さかなをたべよう!」キャンペーンを今年展開している全国のリビング新聞ネットワーク。今号は、和歌…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2024/11/21

    2024年11月23日号
  2. 2024/11/14

    2024年11月16日号
  3. 2024/11/7

    2024年11月9日号
  4. 2024/10/31

    2024年11月2日号
  5. 2024/10/24

    2024年10月26日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る