信愛短大に子育て支援施設

20150530kids02

親子が集える「ふれ愛ルーム木のおうち」オープン

信愛短大に子育て支援施設

子育てしやすい街づくりへ
地域と連携、実践的な教育の場に

和歌山信愛女子短期大学(和歌山市相坂)に、子育て支援施設「ふれ愛ルーム木のおうち」が開設されました。未就園児と親が集い、交流したり、子どもを遊ばせたりできる施設で、保育士が常駐。同時に、同短大の学生がゼミ活動などで参加し、親子との触れ合いを通して、地域の子育て支援環境の充実に取り組む実践的な教育・研究の場としても活用されます。

毎週月・水曜に無料で開放
保育士が常駐、学生の参加も

5月13日にはオープニングセレモニーが行われました。写真はその様子

5月13日にはオープニングセレモニーが行われました。写真はその様子


同短大では、平成25年度から文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に選ばれ、行政と連携し、和歌山を子育てしやすい街に活性化するための「きょう育の和」活動に取り組んでいます。「木のおうち」は、この活動の一環として開設されました。

元講義室だった約165平方メートルの広々としたスペースを活用した場所に、木製のおもちゃや遊具、絵本を多数取りそろえ、〝森〞をコンセプトとした木のぬくもりを感じられる空間が広がります。部屋の一角には授乳・飲食ルームやおむつ替えコーナーも設置されています。

主に0〜3歳児と保護者を対象に、毎週月・水曜(祝日を除く)の午前10時〜午後3時に無料で開放。和歌山市から派遣される保育士2人が常駐し、子どもと遊んだり、子育て相談に応じたりしてくれます。また、希望者は昼食に学生食堂を利用することができます。

「子育て中の親子が学び、憩える場になれば。大学は、食、遊び、発達など専門的な知識が集まっている場所でもあります。気軽に利用してもらいたいですね」と、同短大きょう育の和センターの芝田史仁センター長。「和歌山は、少子高齢化や人口流出、孤立化といった子育てに関する課題を抱えています。学生や教職員が子育てについて考え、課題解決に取り組みながら、地域に貢献してきたい」と話します。

問い合わせ

和歌山信愛女子短期大学きょう育の和センター 073(479)1106

子育て・教育

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1.  和歌山県の温泉といえば、白浜温泉、川湯温泉などをイメージしがち…。いやいや、和歌山市内にも穴場の名…
  2. リビング和歌山11月16日号「デジタル時代だからこそ 手書きに思いを込めて」
     年末といえば、クリスマスカードに年賀状、今年は手書きで思いを伝えませんか。若い世代に注目を集める…
  3. “遺言”と聞くと、“老後になってから”と考える人が多いのでは。しかし、遺言は生前対策の一つとして、…
  4. リビング和歌山11月2日号「夜空を鮮やかに彩る伝統美県下唯一の花火製造会社」
     和歌山県のものづくり企業にスポットを当てたシリーズ、「すごいぞ! 和歌山の底力」。今回は、花火作…
  5. リビング和歌山10月26日号「和歌山県、旬の魚を訪ねて漁港巡り ふんわり美味な「わかしらす」」
     「さかなをたべよう!」キャンペーンを今年展開している全国のリビング新聞ネットワーク。今号は、和歌…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2024/11/21

    2024年11月23日号
  2. 2024/11/14

    2024年11月16日号
  3. 2024/11/7

    2024年11月9日号
  4. 2024/10/31

    2024年11月2日号
  5. 2024/10/24

    2024年10月26日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る