作ってみよう 自宅deパン
- 2014/10/16
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パンの香りに包まれてー。秋の素材を使った手作りパンに挑戦しませんか。創作意欲がわく季節。初心者向けの自宅パン教室を体験できる企画も用意しました。
ゆったり家で楽しむ焼きたての味
「お気に入りのパン屋さんがある」、そんな女性が多いのでは。でも、大好きなパンを自分で作れたら、もっとステキですね。涼しくなった秋は、イースト発酵の温度管理がしやすくてパン作りに適した季節。今回、自宅でパン教室を開いている2人の女性に登場してもらい、秋の素材を使ったパンレシピを教えてもらいました。まずは、手ごねパンの基本的な作り方をチェック。 2人の自宅レッスンを体験できる出張教室も企画しました。初心者向けの講習会です。パン作りの楽しさとおいしさをダブルで味わって。
手ごねパン 基本の作り方
《材料》
●強力粉・・・200g ●塩・・・・小さじ1/2 ●ドライイースト・・・・小さじ1 ●砂糖・・・・大さじ2 ●バター・・・・20g ●ぬるま湯・・・・130cc
《作り方》
- バター以外の材料をボールに入れて、へらで切るように混ぜながらまとめる
- ある程度まとまったら台に置いて、手でのばしたり、まとめたり…
- 生地がまとまってきたら、バターを真ん中に入れて、こねながら生地になじませる
- 指で生地をのばし、指の肌色が表から見えるくらいに薄くのびたら、こねるのを終了し、丸める
- ボールに入れてラップをして、温かい所で2倍ぐらいの大きさになるまで発酵させる(この分量なら30度で40分ぐらい)
- フィンガーチェック指を入れて、穴が戻らなくなったらOK
- 生地を上から押さえるとガスが出てくるので、手の平でたたいてガスの袋をつぶす
- 作りたい個数に割って、まんじゅうを丸める要領で丸くする。ラップをかけて10分間ベンチタイム
- さらに、1つずつガスを抜いて、成形、オーブン皿にペーパーを敷いて並べる
- 布巾をかぶせて2次発酵25分
★ポイント★この間にオーブンの予約をする! 温度は190度、焼く時間は14分~15分(2次発酵後に予熱を始めると、その時間も発酵が進み過発酵に)
自宅パン教室 おうちぱん&s o u p 季節の手作りパン
初心者でも簡単に作れる秋らしい手作りパンのレシピを教えてもらいました
ドライフィグとくるみのぱん
《材料》
A 強力粉90g、全粒粉70g、イースト小さじ1、砂糖大さじ1、水110~120㏄
B Aの強力粉の1/2、Aの全粒粉の1/2、塩小さじ1/2、ショートニング15g
C くるみ30g、ドライフィグ4個、クリームチーズ50~60g
《作り方》
- Aのボールは、イーストめがけて仕込み水を入れて、木べらでしっかり混ぜる。しっかりイーストが混ざったら、Bを加えて木べらで混ぜる
- 粉っぽさがなくなったら台の上でこねる。くるみを加えてこね、1次発酵
- フィンガーテスト後4つに分けベンチタイム
- とじめを上にしてガス抜き。生地を12cmくらいに広げてドライフィグ(1個を5つにカット)とクリームチーズ(1cm角)をのせる。
- 手前からくるくる巻いてとじめをしっかりとじる。4つ作ったら2次発酵
- 生地がひとまわり大きくなったら全粒粉をふりかけて、ナイフで葉の形に切り込みを入れる。210°に予熱していたオーブンで15~18分焼いたらできあがり
店舗紹介
店名 | soup(和歌山市中) |
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名前 | 新田井 里衣さん |
webサイト | http://ameblo.jp/soup-bread/ |
紹介 | 少人数制、女性限定の自宅教室。ホームベーカリーで作ったパンと手ごねパンのおいしさの違いに気づいたことが、教室を始めたきっかけ。「焼き上げたパンをうれしそうに見つめる生徒さんを見ると、幸せな気持ちになります」と新田井さん。一人で、友人同士で、子ども連れで、気軽に通えます。 |
かぼちゃのおはなパン
かぼちゃの風味がふんわりと口の中で広がります。手ごねパンのアレンジで素朴な味わい
《材料》
カボチャ1/4個 1面で紹介した「基本の手ごねパン」の材料
《作り方》
- カボチャの皮をむいて軟らかくなるまでゆがき(電子レンジでもOK)、つぶしてマッシュにする
- 1面の基本の手ごねパンを作る要領で、粉などの材料と一緒にマッシュしたカボチャを加えてこね、発酵させる
- 小さなシフォン型に5個入るように丸く成形して、型におさめて2次発酵。オーブンは180度に予熱し、18~20分間焼く
店舗紹介
店名 | おうちぱん(和歌山市松江) |
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名前 | 平井 景子さん |
webサイト | http://ouchipan.petit.cc/ |
紹介 | 初心者向け・少人数の自宅パン教室。「粉がまとまって生地になり、ふんわり膨らんで焼き上がる。そんな驚きと感動、そしておいしさに魅せられてパン作りを続けてきました」と平井さん。教室を開いたのはパン好きの人たちとつながりたいという思いから。肩肘張らず、気軽に訪ねられる教室です。 |
出張! 自宅パン教室
自分で手作りしたパンは格別。あなたもパン作りにチャレンジしてみませんか
普段は自宅でパン教室を開く2人を迎えて出張教室を行ってもらいます
さつまいもとりんごのぱん
開催日:11月6日(木)
講 師:soupの新田井さん
参加費:1800円(コーヒー付き)
おいもパン
開催日:11月12日(水)
講 師:おうちぱんの平井さん
参加費:1500円(コーヒー付き)
時間:午前10時~午後12時半ごろ(両日とも)
定 員:10人(定員になり次第締め切り)
持ち物:エプロン、ハンドタオル、持ち帰り用の袋、筆記用具
申 込:電話で右記まで ☎073(428)0281 和歌山リビング新聞社(午前10時~午後6時)
受け付けは、10月20日(月)午前10時スタート
開催場所
今回出張教室を開催する場所は、「PLUG(プラグ)」(和歌山市万町)。キッチンと食卓があるカフェのようなスペースをシェアしています。
パンの香りに包まれて、ゆったりとした時間が流れる自宅パン教室を、この場所で体験してみて
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