体験型ショールーム誕生 ガールズDIY
- 2014/11/6
- フロント特集
自分の手で家具を作ったり、古いものをリメイクしたり、人気上昇中の「DIY(Do it yourself)」。女性が気軽にDIYを体験できるスポット「ボックスゼロ」がオープンしました。今回、体験教室もご用意。自分で作る楽しさを体感してみませんか?
木材や作るコツをアドバイス
女性が教えるDIY教室
和歌山市十番丁にオープンした「ボックスゼロ」。家具作りやリノベーションが体験できるだけでなく、クリエーターのプロデュースを手がけたり、会員登録した手作り作家がワークショップや展示会を開くことができる体験型ショールーム&ハンドメードのシェアスペースです。
開設したのは、以前同じ住宅メーカーで働いていた主婦の岡本朋香さんと北林敦子さん。ハンドメード作家との交流が広く「彼女たちの才能を広めたい」という岡本さんの思いと、DIYやリノベーションの知識と技術を持つ北林さんの能力がマッチングし、今年の秋に完成しました。
工具が完備された作業場では、DIYやリノベーションの体験教室を展開。木材の選び方や、道具の使い方、作るときのちょっとしたコツなどをレクチャーしてくれます。「ここで学んだことを持ち帰って、自宅でも挑戦してもらえれば」と岡本さん。女性スタッフが教えてくれるので、初心者でもチャレンジしやすいのも魅力です。もちろん男性の利用もOK。
ワークショップやイベント情報などは、ホームページにアップされるので、随時チェックして。
身近なものを使って
手作りの面白さを伝えたい
偶然再会を果たし、ひょんなことからボックスゼロを立ち上げることとなった2人。ちょうど空きテナントがあることを知った2人は、思い立ってから2カ月というスピードで設立させました。
ボックスゼロの運営をこなす岡本さんは、「ハンドメード作家である友人たちを生かせる場を作りたいと思いながら、どうすれば形にできるんだろうと考え、3年ぐらい悩んでいました。あるとき、自分がやればいいんだと気付き、ここを設立しました」と、開業のきっかけを話します。
一方、北林さんは10年かけてほとんど自宅をリノベーションしたという腕前の持ち主。「夕方になれば作業をやめて夕食を作ったり、子どもが寝ている間に音の出ない作業をしたり、コツコツ完成させました。次にやることを探しているときに、岡本さんからこの話をいただいて、内装を変えるくらいなら私にもできるからやろうと思いました」と話します。
仕事に、育児に、趣味に…
エネルギーあふれるママが活躍
2人の思いが合致し、岡本さんはプロデューサーとして、北林さんはデザイナーとして新事業にチャレンジ。岡本さんは、「みんなの〝やりたい〞と思うことを応援し、才能を発信していきたいです」と意気込みを語ります。北林さんも「材料はホームセンターなど買えるもの。身近なものを使って、いろんな人に自分で作る良さ広めていきたいです。DIYは敷居が高いと思っている人も多いと思うので、もっと手軽に感じてもらえれば」とにっこり。
仕事に、育児に、趣味と、パワフルなママたちが活動するボックスゼロ。手作りの良さは、自分が欲しいものを希望のサイズや色に合わせて作れること。作り手によってそれぞれの個性が輝き、同じ材料を使っていても一つとして同じものは出来上がりません。
ものがあふれる現在だからこそ、作品を作る楽しさや、工夫することのおもしろさを知り、生活を楽しむことを実感してみませんか。
会場 | ボックスゼロ(和歌山市十番丁) |
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申し込み | 073(428)0281和歌山リビング新聞社 |