住宅市場調査で見る家づくりの今【リフォーム住宅編】
- 2018/8/17
- ハウジング
住宅設備の老朽化などをきっかけに外壁と水回りのリフォームが上位
見積もりのチェックサービスで不安を解消
住宅市場調査から、家づくりの“今”を紹介する企画。国土交通省が発表した2017年度「住宅市場動向調査」の調査結果から、2回目は「リフォーム住宅」について取り上げます。
住宅設備の老朽化や使い勝手の不満など、リフォームを考える動機はさまざま。調査では、「住宅が傷んだり汚れたりしていた(46・5%)」が最多で、「家を長持ちさせるため(29・8%)」「台所・浴室・給湯器などの設備が不十分だった(27・3%)」が続きました。
内容については、「住宅内の設備の改善・変更(46・9%)」「住宅外の改善・変更(41・5%)」「内装の模様替えなど(34・2%)」「冷暖房設備などの変更(19・8%)」の順でした。
リフォームといえば、一般的にキッチンや浴室などの水回り設備の入れ替えと、外壁の塗り直しを考える人が少なくありません。どの部分をリフォームするかの問いでも、「外壁」「トイレ」「キッチン」「浴室」が、14年度から4年連続で上位を占めていました。
困ったことについては「特にない(60・6%)」が多いものの、「見積もりが適切かどうかわからなかった」「費用が見積もりよりもオーバーした」「プランが適切かどうかわからなかった」といった声も見られました(グラフ参照)。
見積もりに関しては、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」で見積もりのチェックサービスが無料で受けられる他、ホームページでは見積書を自分でチェックするシステムやトラブルを防ぐポイントが紹介されているので、活用するのも一つの方法です。
調査結果を参考に、自分の暮らしに合ったリフォームで快適な生活を手に入れてください。
お問い合わせ | 住宅リフォーム・紛争処理支援センター |
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電話番号 | 0570(016)100 |