今秋は日本の草花で庭づくり 手軽に楽しめる寄せ植えの方法を伝授
- 2015/10/8
- ハウジング
秋から春まで自分好みに合わせて
10月になると、暑さも和らぎ、秋の寄せ植えを楽しむ季節になってきます。自宅の庭で手軽に育てられる庭木・低木を紹介する「お気に入りの樹木を見つけよう」。今回は秋の庭づくりです。オリジナリティーあふれる寄せ植えに挑戦してみませんか。
教えてくれるのは引き続き、庭づくりと園芸の専門店「ガーデナーズジャパン」(海南市南赤阪)の中野誠介店長です。
秋の寄せ植えは大きく分けて、秋の気配を楽しむ寄せ植えと、春までの長い期間を楽しむ寄せ植えがあります。中野店長は「今年は日本の草花を庭に植えてみては」とアドバイス。作業の基本として、土壌改良から始めてみましょう。
植え替えの際、樹木で30〜50cm、草花で15cm掘り起こしが必要となります。そこで、″手軽に楽しみたい〞という人には、プランターの他、切ったり曲げたり自由に設計して花壇が造れる樹脂製の製品などで囲み、上から土を入れる方法が便利です。
次は花選び。秋の気配を楽しみたい人は、ホタルブクロ(写真下右)、サワシロギク(写真下左)、ホトトギスなど、春までの長い期間を楽しみたい人は、球根類、ガーデンシクラメン、パンジー、ビオラなどがあります。
中野店長は「植物を植えるということは、生き物を育てるのと一緒。難しく考えず、毎日眺めていると、自然と植物との付き合い方が分かってきます。華やかさを出すなら、一年草もおすすめです」と話しています。