今年こそリノベーション!②
リノベの目的を明確にして
家づくりのパートナー選びを

暮らしの未来を見据えた提案力にも注目

二世帯住宅に生まれ変わった一例

実家の使用していなかった2階部分を全面リノベし、二世帯住宅に生まれ変わった一例

 住居の構造や築年数はさまざまで、依頼主の意向によって施工も大きく異なるリノベーション。そのため、希望する改修を得意とする業者を家づくりのパートナーにすることが、リノベを成功させる鍵の一つです。

「今年こそリノベーション!」シリーズの2回目は、年間約300ケースのリノベ・リフォーム物件を扱う「丸良木材産業・パナソニックリフォームクラブ」(紀の川市貴志川町神戸)の松本信吾店長に、リノベ業者選びのポイントを聞きました。

リノベ工事の依頼先には、地元密着の工務店や、建設会社、全国展開する大手メーカー、リノベ・リフォーム専門業者などがあります。「設備の更新や仕上げ部分の限定リノベから、構造の解体を伴うフルリノベまで、施工内容は各社でさまざま。また、『デザイン』『古民家』『水回り』など、得意とする分野も多岐にわたっています」と、松本さんは話します。

「内装や間取りを一新して機能的にしたい」「築年数が醸し出す風情を残したい」など、リノベに求める思いは人それぞれ。理想を現実にしてくれる業者を選ぶには、「リノベをしたい理由や目的を明確にするために、今の住まいの不満や改善したい点をまとめると、具体的な改修箇所が分かります」とアドバイス。改修したい箇所に優先順位をつけ、上位に挙がった改修を得意とする業者を探し、施工例や施工費を参考に候補を絞ります。

提案力も要チェック。「ヒアリングに時間を重ね、依頼主の10年、20年先の暮らしをイメージし、家族構成やライフスタイルが変わっても住みやすい改修を提案してもらえるといいですね」と松本さん。また、リノベ工事は、始めてみると図面通りにはいかないケースもあります。「そんなときでも、多くのリノベ物件をこなしている業者なら、臨機応変な提案ができますよ」とも話していました。

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