事故やけがなく通学できるように

阿形教育長に秦代表取締役社長が「こうつうあんぜんてちょう」を贈りました
ピカピカの大きなランドセルを背負った新小学1年生が、事故やけがなく通学できるように―。和歌山リビング新聞社は、今年も「新小学1年生交通安全キャンペーン」を実施。和歌山県警のシンボルマスコット「きしゅう君」が登場し、クイズ形式で交通マナーやルールを伝える「こうつうあんぜんてちょう」を制作。リビング和歌山の配布エリアである、和歌山市・海南市・岩出市の小学校に入学する子どもたちに贈りました。
このキャンペーンは2015年にスタートし、今年で11年目。毎年、交通安全に関する各種機関・団体と連携し、地元企業の協力を得ながら継続しています。手帳はA6判・16ページ。ランドセルのポケットに携えておきやすいコンパクトなサイズになっています。
4月7日には、和歌山市役所で贈呈式が執り行われ、弊社の代表取締役社長・秦(はた)啓介が、出来上がった手帳を届けました。和歌山市では、義務教育学校と市立小学校に2551人が入学。9日の入学式の日に、子どもたちに手帳が配られました。
「親しみやすいイラストでクイズ形式になっているので、子どもたちが自ら考えて交通ルールを学べます。大人向けの情報もあり、保護者も子どもと一緒にページを開き、通学路の安全を確かめてほしい」と阿形博司教育長。「先日、“過去5年間の歩行中の死傷者は7歳が最多”という新聞記事を目にしました。不慣れな新入生が事故に遭いやすいので、この手帳が果たす役割は大きい」とも話していました。
手帳は万一に備えた交通事故傷害保険付き。秦社長は、「これまでの11年間、この傷害保険が使われたことは一度もなく、何よりのこと。今年も、新入生たちにはお守り代わりに、この手帳を携えていてほしい」と、子どもたちが事故なく、地域で安全に過ごせるよう願いを込めました。

新小学1年生に配布された手帳
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