不具合や住みづらさを解消 自分らしいスタイルの暮らしを実現
- 2015/6/11
- ハウジング
リフォームで住まいを快適に~基礎知識編~
不具合や住みづらさを解消
自分らしいスタイルの暮らしを実現
家を長持ちさせ、資産価値を向上
ショールームで設備をチェック!
建てたときは真新しく、自分たちの生活スタイルに合っていた家も、長い年月がたつと不具合が出てきたり、子どもの独立などで機能していない空間が出てきます。再び快適な住まいを取り戻しませんか?〝リフォームで知っておきたいこと〞を2週にわたって紹介します。
「家を手入れすることで長持ちさせるとともに、資産価値が上がります。それとやはり、自分らしいスタイルの暮らしを手に入れられます」
住宅設備メーカー「リクシル」のリフォームチェーン「住まいプロホームウェルかげやま(蔭山組)」(和歌山市雑賀屋町東ノ丁)の蔭山昌平専務は、リフォームのメリットをこう説明します。
リフォームを検討するきっかけで多いのが、設備や住まいの使い勝手の悪さや老朽化。「注意したいのは屋根や外壁など構造的に大切な部分。築10年を過ぎたら定期点検の時期。時期を逃すと傷みが進むので早目のメンテナンスを」と蔭山専務。また、最近のリフォームは、消費と同じで「〝もの〞から〝こと〞へ」がキーワード。「これからどう暮らしていきたいかを考えた住まいづくりがポイント」とも。
「そろそろわが家もリフォームを」と思い始めたら、住まいの問題点や目的、要望をまとめて、リフォーム業者に相談を。納得がいくまで打ち合わせをして、予算や工期、契約内容をしっかりと確認すること。「リフォームを考えているなら、設備機器などを体感できるショールームに足を運ぶことをおすすめします。一カ所でなくできれば数カ所。いろいろなメーカーの設備を見て回り、デザイン、機能などをチェックしていくうちにイメージがより固まってくると思います」と。
さらに、「築年数によっては、工事を始めてからプラスαの修繕が必要になる場合もあるので、予算や補助金などについてしっかりと提案してくれる会社を選びましょう」と、蔭山専務がアドバイスしてくれました。
※次回は6月20日号で「優遇制度編」を掲載