ラグビーW杯開催!
日テレが放送権を持つ理由は?
今月、日本で開催されるラグビーW杯。前回大会は、強豪・南アフリカを倒し、大フィーバーに。が、今大会は正直、そこまで盛り上がっているとは思えない。いまだルールが分かりにくい、五郎丸選手のようなカリスマは? などいろいろ指摘されている。では、なぜ日テレが放送権を獲得したのか。ここからは推測だが、日テレだけが国際大会の放送権を持っていないことが大きいのだろう。世界水泳はテレ朝、世界陸上はTBS、世界柔道はフジ…各局、国際大会の放送権がある。それによって局のカラーが出るし、視聴率も取れるのだ。日テレももちろん、ラグビーW杯に高視聴率の鍵を見つけたのだろう。恐らくその一つは、熱狂的なラグビーファン。会場を見れば一目瞭然。ファンで埋め尽くされている。世界からも、多くのサポーターが訪れるほど、ラグビーというスポーツは熱狂しやすいのだ。また、なぜか他局(TBS)が、企業ラグビードラマを放送し、その人気にアシストも。あとは、W杯優勝なんて奇跡が起きれば、一気に火が付くはず。日テレのトライは、日本代表のトライ次第ということだ。
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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