マスクの下、口角下がっていませんか?
メイクを通して女性に元気を
- 2021/2/18
- コーナー
- LIVING Selection in 和歌山
女性の皆さん、マスク生活でメイクがつい手抜きになっていませんか? 和歌山市を拠点に約22年の美容歴を持ち、自称“化粧師(けわいし)秀”として今や全国的に活躍する池端秀之さん。昨年9月に初めての著書「決め手は1ミリ! 美眉メイク~潜在意識から美しくなる魔法の化粧術」を出版しました。「メイクは面倒だとか、この年齢になると化粧しても変わらないわ…と諦めている女性が、実は多いんです。そんな女性に向けた本です」。池端さんはこの仕事を始めた頃、ボランティアで高齢者施設のお年寄りにメイクをする活動をしていました。「口紅を塗ると笑顔を取り戻す方、化粧した顔を鏡で見て涙を流す方もいました。メイクは心を動かし、元気を与えるんだと実感しました」と話します。
池端さんは心理学や脳科学などのメソッドも取り入れ、3つのタイプの顔を作るメイクトレーニング法を作り上げ、著書で伝授。「自分のメイクに自信がある人って少ない、なのに、そのメイクを変えられない人が多いんです。それは潜在意識が影響していると思います。メイクを変えることで意識を変える、すると行動にも表れます。メイクに自信を持つことで、前向きで元気な女性が増えたらうれしい」。そんな池端さんが心配するのは、今のマスク生活。「マスクの下で口角が下がったままになっていませんか? 無表情になって、それが潜在意識に擦り込まれ、心に刺激がなくなり、元気がなくなるんじゃないかと…」。そんな中、昨年7月にフェイスブック上で「日本女性を元気にする会」を立ち上げた池端さん。現在約330人が参加。さまざまな分野で活躍する女性と池端さんがオンラインで対談し、同時に配信。「コロナ禍の逆境でも、積極的に活躍する女性もいます。そんな人たちの話を聞くことで、同じ女性たちに刺激を与え、生き生きと輝いてもらいたい」。メイク法を伝授するのと同じ、“元気の源”を女性に発信しています。
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