プロデュース機関を利用して 条件や希望に合った家に
- 2014/11/20
- ハウジング
プロデュース機関を利用して
条件や希望に合った家に
こだわりの家づくりをサポート
効率がよく、思い切った提案が可能
住まいづくりは依頼先選びが重要なポイント。自分で情報収集して住宅会社や設計事務所を見つけることもできますが、建て主と建築家や工務店を橋渡しする「プロデュース機関」を利用するのも一つの方法です。
約2500人の建築家が登録している日本最大級の建築家ネットワーク「アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)」の和歌山スタジオ(和歌山市十一番丁)・岸田文志郎マネジャーに、「プロデュース機関」の役割について解説してもらいました。
「建築家との住まいづくりをもっと身近に感じてもらうための機関」と岸田さん。予算や建設地、ライフスタイルなどをヒアリングした後、希望の条件に合う建築家を紹介。その後、建築家との打ち合わせ、プラン提案、見積り、設計、契約へと進んでいきます。機関によっては紹介だけのところもあれば、完成まで建築家と共同作業で総合的にサポートしてくれるところもあるので、どこまで関わってくれるかは、契約前に確認して。
「建築家にはそれぞれ得意分野や作風があり、自分の好みに合ったところを効率よく探せるのが特徴ですね。また、他とは違った家にしたい、こだわりがあるけれどどう始めたらいいか分からない、一般的な建物が建てにくい敷地といった場合、建築家ならではの思い切った提案ができるのも強み」。気になる費用については、「予算に合わせてプランニングするので、特別高くなるものではありません」と岸田さんは説明します。
「プロデュース機関」を通じてマイホームを建てた人は、「この建築家でいい、このプランでいいと納得できるまで何度でも繰り返し相談でき、〝自分たちでつくった家〟という満足感があります」との声も…。「プロデュース機関」も家づくりの選択肢に加えてみては。
家づくりの流れ(ASJの場合)
プロデュース機関によるヒアリング
↓
プランニング
建築家紹介、建築家によるヒアリングなど
↓
設計プランを提案
概算見積もり
↓
設計契約
↓
実施設計
↓
見積もり提出
↓
工事請負契約
↓
着工
↓
完成