プランターで楽しむ家庭菜園【夏編】
カラフルラディッシュとリーフレタス
間引きながら、収穫を待って !
- 2018/6/14
- ハウジング
自宅で気軽に始める野菜作り。「プランターで楽しむ家庭菜園」、今回は夏編です。教えてくれるのは、女性農業者の会「わかやま農業女子ネットワーク」のメンバー、田中艶(なお)さんです。
「初めてでも簡単に育てられるオレンジや赤のカラフルラディッシュとリーフレタスを植えてみましょう」と笑顔の田中さん。まずはプランターに野菜用の土を入れ、水をたっぷりあげて湿らせます。ラディッシュは、指で深さ1㌢ほどの穴を開け、1粒ずつ種をまいていきます。成長につれ根が膨らんでいくので、あらかじめ隣との間隔をゆったりと取っておきましょう。一方、リーフレタスは、土に深さ1センチほどの直線状のくぼみをつくり、種が均一になるようパラパラとまきます(写真①②③)。
種まきが終わったら、うっすらと(種の1・5倍程度)土をかぶせ、ジョウロで種が流れない程度に水やりをします。田中さんは「発芽するまでは乾かないように、発芽してからは土が乾いてきたら水をあげましょう」とアドバイス。 どちらも発芽し、株と株の間に十分なスペースがなくなると風通しが悪くなり、その後の成長に影響してきます。「細長くて生育の悪い株や、間隔が狭くて葉が触れ合っている株を、数回にわたって間引きます。間引いた株はおいしくいただきましょう」(写真④)。
ラディッシュは20日ほどで、リーフレタスは順次収穫できます。「ラディッシュはオリーブオイルで葉付きのまま炒めて塩で味付けをしたり、おろしにしたり、カラフルなので食卓の彩りにも。リーフレタスは生が一番。お気に入りのドレッシングで食べてくださいね」と話しています。