プランターで楽しむ家庭菜園【土づくり編】 十分な広さの庭がなくてもOK フカフカの土がポイント
- 2018/5/24
- ハウジング
マイホームならではの楽しみ方の一つにガーデンニグがあります。中でも野菜を植えるための庭がなくても“自分で育てた野菜で料理を楽しみたい”と家庭菜園の人気が年々上昇傾向。プランターを置くスペースさえあれば手軽に始められるのも魅力です。
新企画「プランターで楽しむ家庭菜園」では初心者向け、ちょっと珍しい品種を取り入れた野菜づくりを紹介。教えてくれるのは、近畿農政局和歌山県拠点が事務局となり活動している女性農業者の会「わかやま農業女子ネットワーク」のメンバー、田中艶(なお)さんです。
初回は野菜づくりに欠かせない“土づくり”について。田中さんは「一般的に根がよく伸び、水分や肥料をしっかり吸収できるようなフカフカの土が良いとされています。肥料は3要素といわれるチッソ、リン酸、カリを混ぜるなど、育てる野菜に適した肥料を選ぶといいと思います」と説明します。
“土”や“肥料”といっても始めは、何を選んでよいのか分かりませんよね。田中さんは「ホームセンターや園芸店などで売られている肥料がブレンドされた“野菜用の土”が便利です。もちろん、その土に肥料をさらに加えてもOK。土の量はプランターの容量に合わて用意してください」とアドバイス。
その上で、「市販の土に肥料を加えるときは、その肥料の取り扱いについて書かれた説明をよく読んでから、加えてくださいね」と話します(写真①)。その後、土を底から混ぜ合わせ(写真②)、手で土を平らにしたら準備完了です(写真③)。土全体に水が浸み込むように、水はたっぷりあげましょう。
次回6月は種から育てる野菜「夏編」です。
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