パリ五輪のテレビは
時差が鬼門に!?
ずっと寝不足だった、ここ2カ月。というのも、6月のサッカー欧州選手権に始まり、サッカー南米選手権、そして、パリ五輪を見ていたからだ。その多くが日本時間の深夜に生中継があり、リアルタイムで見るのが難しい。結局、翌朝に早起きし、全ての情報を遮断した上で、録画を見ていた。初見のドキドキ感はあるものの、寝起きで頭がぼんやり。気が付けば、仕事に遅刻しそうなんてことも。では、昼休みまで待てば、と言っても、そうはいかない。PCを開けば、ネットニュースが。街でも、誰かが試合結果をうわさする。にっちもさっちもいかない。これは、放送局側も同様だ。パリ五輪では、ネット配信で深夜・未明の種目をカバーし、生中継での視聴率を期待していない。また、民放連によると、放送権料の高騰でロンドン五輪(2012年)以降、夏季3大会の五輪収支は赤字だという。今回も時差さえなければ、生中継でスポンサーも集まり、赤字は免れたのかも知れない。いっそのこと、五輪ニュースを日本時間に合わせて報道規制すれば、みんながストレスフリーで楽しめたのかも。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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