キャストを含む総勢100人が結集
和歌山市民オペラ協会の第20回記念定期公演「夕鶴」が、8月23日(日)午後2時から、和歌山市民会館小ホールで開かれます。
オペラを身近に感じてもらおうと、設立から20年にわたり、地域に密着した芸術集団として活動を続けてきた同協会。オペラ発祥の地・欧州の作品はもちろん、日本の古典芸能の演目を題材に、オペラへと変容させ、これまでに49回の公演を行ってきました。
節目となる今年、国内で活躍中の男女4人をキャストに迎え、日本オペラの代表でもある民話「鶴の恩返し」を翻案した「夕鶴」を上演します。演出は岩田達宗さん、音楽は和歌山市交響楽団。
物語は雪深い村が舞台。与ひょうに助けられた鶴が、恩返しに妻・つうとして彼の家に住み着き、自分の羽を織り込んだ千羽織を贈ります。村人から布を都に持っていけば、大金が手に入るとそそのかされ、お金に取りつかれた与ひょう。その姿に落胆しつつも、与ひょうの心が戻ってくることを信じて布を織るつう。取り戻すことのできない人間の愛情を描いています。
今回は、同協会と劇団ZERO(ゼロ)に所属する子どもでつくる、和歌山市民オペラジュニアも出演。園児~中学生11人の元気な歌声が会場に響きます。オペラは初めてという十河実佑ちゃん(9)は「お芝居の中で遊んでいるような感覚。多くの人に来てもらいたいです」とにっこり。
キャスト、スタッフ総勢約100人の力が結集した作品。総合プロデューサーの多田佳世子さんは「全国的にみても質の高いオペラ公演です。キャストの迫力ある声量、幻想的な世界と華やかな衣装、子どもたちの生き生きとした姿を見てください」と話しています。
チケットは市民会館、同市内のコミセンほかで取り扱っています。
問い合わせ | 和歌山市民オペラ協会事務局 |
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電話 | 073(446)0101 |
同公演のチケットを読者ペア3組にプレゼント。はがきに〒住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、〒640-8557(住所不要)和歌山リビング新聞社「和歌山市民オペラ協会第20回記念定期公演」係へ。8月5日(水)必着。当選発表はチケットの発送をもって代えます。
夕鶴
日時 | 8月23日(日)午後2時開演(1時半開場) |
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場所 | 和歌山市民会館小ホール |
料金 | 前売り5000円、当日5500円(全席自由) |
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