舟に揺られて約20分、ガイド付きで楽しむ
「お堀で舟に乗ろう!」をキャッチフレーズに、和歌山城のお堀で「お花見遊覧」の運航が始まりました。
この遊覧事業は、現在の和歌山城天守閣が再建されて50周年にあたる2008年に行われたイベント「城フェスタ」の催しの一つとしてスタート。市堀川などでの水上イベントの企画・運営に携わってきた市民グループのメンバーを母体にNPO法人が立ち上がり、お堀での運航が実現しました。以後、船頭不足やコロナ禍で運休していた時期もありましたが、感染症対策を徹底し、今シーズンの運航を決定。船頭が和歌山城の歴史や物語を交えて案内し、乗船客は和歌山城の風景をお堀から楽しむことができます。いつも見る姿と違う和歌山城に、きっと感動するでしょう。熊野川で実際に運航されている手作りの木舟が使用され、趣きが一層感じられます。
乗り場は、大手門(一の橋南詰)から南に約80㍍のところ。当日、現場で予約を受け付け。岡口門付近まで南進し、方向を変えて裁判所前付近を北進、一の橋の下を西進し、和歌山城ホール前付近から南進して御橋廊下(おはしろうか)をくぐり、紅葉渓庭園(もみじだにていえん)付近でUターン、乗船場に戻る行程です(約20分)。
お花見遊覧は、4月9日まで毎日運航(午前10時~午後4時)。乗船料は大人1000円、子ども500円。4月15日(土)以降は梅雨時期までの土・日曜と祝日に運航され、乗船料は大人700円、子ども300円になります。紅葉時期の運行も9月下旬から予定されています。
お問い合わせ | アルゴス 073(456)6606 |
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