テレビ業界の結婚式あるある
かつての風景とは!?
先日、仕事仲間の結婚報告があったが、コロナ禍なので式は無し。かつて、テレビスタッフの結婚式は盛大なものが多かった。大体は、ホテルの大広間で立食パーティー。久しぶりに他番組スタッフと近況報告をしている最中、新郎新婦のなれそめVTRが。そのクオリティーが、どれも異常に高い。ナレーションも本格的。テロップも入っているし、再現役者の演技も完璧だ。新郎の後輩ADが作ったのだが、「番組もこれぐらい真剣に作れ」と、ヤジが飛ぶのは定番。スピーチも一人一人、キワキワの暴露合戦だ。時間が長ければ「尺をまいて」(時間を早く)という業界用語が飛び交う。シャレと分からず新婦側の親族は苦々しい顔をするのも定番。芸能人からのお祝いコメントVTRも流れ、会場が沸きに沸く。決まって同僚が「帰りが遅くなるのを大目に見てあげて」とスピーチ。ここまでしても、業界内の離婚率はかなり高い。仕事で家に帰れず…というのがほとんどの理由。同じ人の結婚に、三度出たこともある。ご祝儀返してとシャレで言うが、一度も返ってきたことはない。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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