タニタに聞く! 健康づくり Vol.6 実は知られていない!?脂肪燃焼のタイミング2
- 2016/6/16
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
脂肪を燃焼する3つのポイント
前回、体の中で脂肪がエネルギー源として使われると出てくる呼気中のアセトン濃度を測り、空腹状態で動き回ると、脂肪が徐々に燃焼されることが分かりました。
図1では、たった30分の軽い歩行運動でも脂肪燃焼が活発化することだけでなく、運動をやめてデスクワークに戻った後、1時間もの間、脂肪が継続して燃え続けていることが分かります。むしろ運動直後よりずっと激しく燃えていることに注目。これがまさに「運動後の代謝高進効果」なのですが、ちょっとでも運動したら、その後じっとしていても脂肪がガンガン燃えていると思うと、得した気分になりますよね。この追加燃焼タイムを意識して甘いものを食べないようにすれば、更に長時間燃焼を維持できます。
図2には、特に運動などしなくても姿勢を良くするだけで、酸素摂取量が増加し脂肪燃焼が高まることが示されています。動く時間がなくても「キレイな姿勢」を意識するだけで脂肪を燃焼できるということです。
今回のデータからは次のようなポイントが分かりました。①空腹=燃焼チャンス!おなかがすいたら意識してもうひと動きすることで、より脂肪燃焼が活発になる②動いた後は追加燃焼チャンス。さらに燃焼させるにはしばらく甘いものはガマンしよう③姿勢を良くするだけで燃焼力は倍増。意識してカッコイイ姿勢を貫こう。ぜひ、この3つのポイントを意識して、効率よく脂肪を燃焼させましょう
(タニタの健康応援ネット「からだカルテ」出典)
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