タニタに聞く!健康づくりvol.26 風邪・インフルエンザ対策!体温アップで免疫力を高める!?①

〝冷えている〞現代人
免疫細胞を活発化させるには

「免疫」とは、人が本来持っている生体防御機能ともいえるもの。免疫による防御の力は、何によって成り立っているのでしょうか。風邪を引きやすくなるこれからの季節、気になる免疫力について紹介します。

まずは、外界と接する皮膚や粘膜、体から分泌されるさまざまな粘液などが外部からの障壁となって、菌や異物の侵入を防いでいます。これで大部分の敵は防ぐことが可能。それでも入ってしまう敵をやっつけるために、体の中では血液中の白血球を中心とした防御システムが働いています。数種類の白血球一族が多様な免疫細胞となり、役割分担をして病原体を破壊したり、感染した細胞を消滅させたりしています。また、同じ病原体に2度とやられないように抗体を作ったり、危険な細胞を監視したり、免疫細胞同士で連絡を取り合ったりも。

皮膚や分泌液の状態を正常に保つことはもちろん、白血球の働きを高めることが重要です。免疫細胞は温度が高い方が活発化するそう。実験で細胞を扱う場合でも、36度よりも37度前後の方が酵素が活性化、細胞活動が上がることが確認されています。白血球のリンパ球などは35度では動きが鈍くなり、「体温が低い人は風邪もなかなか治らず、長引く傾向がある」との指摘も。現代人は低体温の人が増えているといわれています。医学的に「低体温」の明確な定義はありませんが、おおむね平熱が35度以下の人を指すといわれています。手足が冷えやすく、温まりにくい「冷え性」の人も抹消温度が低い低体温であるといえます。

(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)

日常生活で心がけたい免疫力アップのポイント

①早寝早起き、規則正しい生活でストレスをためない
②免疫細胞の元となるたんぱく質(肉・魚・豆・卵)をとること。低カロリー高たんぱくな鍋料理がおすすめです
③適度な運動。気分爽快になる程度で、ストレスにならないように
④筋肉をつけて代謝を上げること

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