タニタに聞く!健康づくりvol.21 脱! マイルール プロから学ぶキッチンの消毒法
- 2017/5/11
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
実践できていますか
台所用品の消毒方法
「食中毒」というと、外食での集団食中毒を想像しますが、ニュースにならないだけで、もちろん家庭でも起こる身近な問題です。食品衛生法で細かにルール化されている飲食店と違い、家庭のキッチンは“マイルール”になりがち。今回は、「食品衛生者教本」をもとに、プロが実践している「キッチン消毒の基本」を紹介します。
まず、まな板の消毒方法は左記の通り。使い方としては、野菜などと肉・魚を切る場合、まな板を使い分けるというのは一般的。魚は表面、えら、内臓に菌が多いので皮、えら、内臓を取り除いた後、まな板と包丁を変えて身をさばくのがおすすめです。
食器・調理器具の加熱可能なものは、汚れを洗い落とした後、大鍋で煮沸。熱湯で30秒以上、90度で5分以上、75度で15分以上が目安です。その後はふきんで拭くのではなく、余熱で自然乾燥させましょう。加熱不可能なものは、次亜塩素酸ナトリウム溶液に3分以上浸して水洗い。その後、清潔なふきんで拭きとるか自然乾燥を。
ふきんは、汚れが多い場合、洗濯用洗剤を入れて煮沸し、水洗い後直射日光で乾かします。あまり汚れていない場合は、洗ってから次亜塩素酸ナトリウム溶液に5分以上浸します。水洗いした後は、直射日光で乾燥させましょう。
家族の安全を守るため、ズボラなマイルールを卒業して、正しい消毒の知識と習慣を身に付けましょう!
(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)
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まな板の消毒方法
【木製】
熱湯をかけた後、直射日光で乾燥させます。紫外線消毒は表面だけを消毒するので、食べ物などのように内部まで消毒したいものには向きません。
【合成樹脂】
「キッチンハイター」のような、次亜塩素酸ナトリウムの溶液をまな板に塗り、3分以上放置。水洗いし、乾燥させます。漂白・殺菌・防臭効果があり、毒性が少ないので調理器具の消毒に向いています。ただし、成分が変化しやすいので、冷暗所で保管を。また、金属をさびさせるので、使用するときは金属に触れないように注意。
【まな板の傷】
まな板にたくさん傷があると、菌が繁殖しやすいので、表面を削って平らにしましょう。専門のサービスや家庭で簡単に削る器具が販売されているので簡単です。
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