タニタに聞く!健康づくりvol.18 コレステロールを下げるために気をつけること(食事編)
- 2017/2/9
- みんなの健康
- タニタに聞く! 健康づくり
悩んでいる人必見!
コレステロール値を下げる食品とは
「健康診断で、LDLコレステロールが高いので食事に気をつけ、適度な運動をするように言われました。コレステロールを下げる食べ物はあるのでしょうか」
実は、血液中の総コレステロールの80~90%は肝臓など体内で合成されていて、食事に由来するものは約10%程度だということを知っていましたか。食事からとる総コレステロール量が多いときには、肝臓で合成される量が減り、血液中の総コレステロール値が高くならないように調整される仕組みになっています。私たちの体は賢いですね。しかし、食べ過ぎや飲み過ぎが続くと、肝臓で作られるコレステロールが増えるということが分かっています。増えやすいのは、悪玉といわれるLDLコレステロール。肥満や運動不足、魚ではなく肉を中心とした食生活も、血液中のLDLコレステロールを上げる原因と考えられています。
そこで、コレステロール値が高いと悩んでいる人は必見!LDLコレステロールを下げる食品を紹介(左記参照)。毎日の食事の中で、意識してとるようにしましょう。そして、高LDLコレステロールの原因となる生活をしていないか、しっかり見直して。
(出典・タニタの健康応援ネット「からだカルテ」)
運動不足解消に最適なのが「フィッツミー和歌山店」。健康総合企業タニタのノウハウを組み入れた、女性専用のフィットネスクラブです。30分で全身を効率よく運動できます。無料体験会実施中。
LDLコレステロールを下げる食品
- 海藻
わかめ、昆布に含まれる食物繊維「アルギン酸」は、腸内のLDLコレステロールを排出する働きが。カロリーが低いのでダイエット時にぴったり。 - 大豆・大豆製品
動脈硬化を引き起こすのが脂質が酸化してできる過酸化脂質ですが、大豆に含まれるサポニンやレシチンには過酸化脂質を生まれにくくする働きがあります。また、大豆に含まれるたんぱく質には、血液中のLDLコレステロールを減らす働きも。 - オレイン酸
植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを減らす働きがあります。特にオリーブ油に多く含まれる一価不飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを下げ、HDLコレステロールを減らさないのが特徴。ただ、1gあたり9kcalというエネルギーはどの脂肪も共通。とりすぎにはくれぐれも注意を。 - ビタミンE
抗酸化作用があるため、LDLコレステロールの酸化を防ぐ働きが。アーモンド、ウナギの蒲焼き、アボカド、カボチャなど。抗酸化作用を高めるビタミンCを一緒にとると効果的。ビタミンEはとり過ぎると下痢などの原因にもなるので適量(成人1日あたり8mg)を目安に。
問い合わせ | フィッツミー和歌山店 |
---|---|
住所 | 和歌山市北島 |
電話 | 073(452)0011 |
営業時間 | 月~金曜午前10時~12時半、午後2時~8時、土曜午前10時~午後2時 |
定休日 | 日曜、祝日 |
関連キーワード