イマドキの設備機器【洗面化粧台】
カスタマイズで好みの空間に
手入れがしやすく、収納充実
新築やリフォームで欠かせない設備選びに役立つ情報を紹介する「イマドキの設備機器」。最終回は、朝起きてから夜寝るまで、一日に何度も利用する洗面化粧台です。タカラスタンダード和歌山ショールーム(和歌山市三葛)で話を聞きました。
洗面化粧台は、洗面ボウル、蛇口、鏡に加え、収納、照明などの機能が組み合わさったもので、洗面器一体型とカスタマイズができるカウンター型と大きく2つに分類。「こまごまとしたものが多い洗面所は、収納力のある引き出し収納ですっきり整頓。ボウルとバックガード、蛇口部分を一体化させることで手入れをしやすくするなど、時代に合わせて常に進化しています」と話します。
色味も多彩で、最近はナチュラルテイストの木目調が人気。また、ヒートショック対策として、吊り戸棚と一体化した洗面ルームヒーターを選ぶ人も多いとのこと。自分好みに住まいをコーディネートする人の増加とともに、より機能的でデザイン性の高い製品が登場しています。
デザインはもちろん、素材も選ぶ際の重要なポイント。「当社では衝撃に強く、傷や汚れがつきにくいホーローを使っています。周囲の壁もホーローのパネルにすれば、マグネットでタオルやドライヤーが吊るせます。自由に動かせるのでとても便利です」と伝えます。その上で、「洗面所は生活空間の重要な場所。春は新製品が並ぶタイミングなので、まずはショールームで製品に触れ、話を聞いてください」とアドバイスしています。
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