やたらと多い番組の記念回
その理由は?
担当番組が、今年で20年目と15年目に突入する。それに乗じて、さまざまな特別企画を考案中だ。と思っていたが、実は去年にも「20周年目突入」だの「祝! 15周年」といった名目で特別企画をした。要は、何でも記念になれば良いのだ。他にも100回記念やクリスマススペシャルなど、何かと特別感をあおったりもする。
理由は一つ。何かと、〇〇記念と付けることで注目を集め、視聴率を獲得するためだ。もちろん、放送業界以外でも、〇〇記念と付けた商品はある。だが、特にこの業界は多い気が…。例えば、「放送777回目記念」や「MC誕生日記念」などと、こじつけて放送したことも。このままだと「大安記念」や「10がつく日記念」という、小売店のセールのような放送や、「何も記念が無い記念」といった、よく分からないこともあり得るかも。
このコラムだって…と調べると、今回でちょうど200回目と気付いた。2014年から足掛け約9年。次の目標は、500回記念!と、暗に編集部へプレッシャーをかけてみるが…。思いが通じるかは、数年後分かるだろう。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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