“庭の過ごし方”をイメージして購入
マイホームでかなえるくつろぎの庭空間。「もっとすてきにエクステリア」シリーズの2回目は、ガーデン・エクステリア関連製品の企画開発や販売事業を展開する「タカショー」(海南市南赤坂)のプロユース企画部プロダクトデザインセンター・永田真弓マネジャーに、一般住宅用の屋外家具「ガーデンファニチャー」について聞きました。
「リビングや寝室があるように、庭も“一つの部屋”と捉え、過ごしやすい空間を演出する素材として、椅子やテーブルなどのガーデンファニチャー、デッキ、日よけ、収納庫などがあります」と永田さん。その種類は多彩で、どうアレンジするか迷いそう。「庭で過ごす目的を具体的にイメージして。『一人でゆったり読書』『休日は親子4人で一家だんらん』など、家族構成や生活スタイルに合ったものを選びましょう」。家の外観や外構のテイストに合わせた家具で庭全体をコーディネートするのもいいですね。
庭の広さに合った家具選びも大切。「手狭な庭なら折り畳みや積み重ねできる家具にし、使わないときは収納するのも手。複数人が横並びで座れるベンチも重宝します」。素材はプラスチックやアルミ・スチール、天然木、ロープ、人工ラタン、セメントなど多種多様。屋外用なので雨風や日光に対する耐久性がありますが、素材によっては適度なメンテナンスも必要です。「例えば木製品はやすりをかけ、塗料を塗ると長持ちします。購入先でお手入れ方法の確認を」
ガーデンファニチャーはエクステリア専門店や一般家具店、ホームセンター、メーカーのショールームなどでサイズや素材を確認できます。一方、スマホやタブレットを利用したAR(拡張現実)機能で、庭に家具を設置した様子を仮想的に見られるサービスもあり、インターネットや通販での購入の選択も広がります。「お気に入りのアイテムを見つけて、充実したお庭時間を過ごしてくださいね」と、永田さんは話していました。
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