みそソムリエ宮本さんの味噌漬け春夏秋冬「ブリの味噌漬け」

日本の伝統的な発酵食品である味噌。季節に合わせて、おいしく、ヘルシーに暮らしに取り入れてみませんか。みそソムリエの宮本さんに、味噌を使った料理のレシピや、味噌に関する知識を伝授してもらいます!
ブリの味噌漬け

  • ブリ…2切れ
  • 濃口しょう油…小さじ1
  • みりん…大さじ2.5
  • 九州の麦味噌…大さじ1
  • 酒…大さじ1.5
  • 塩…適量

①酒とみりんを鍋に入れ、しばらく沸騰させてアルコールを飛ばす。別の器に入れてあら熱をとっておく

②ブリの両面に塩をぱらぱらと振り、20分ほどおく。出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る

③麦味噌としょう油、①をよく混ぜ、②に塗る

④空気を抜いて密閉袋に入れ、冷蔵庫で1晩~2晩漬ける

ブリの味噌漬け

⑤両面グリルの中弱火で8分ほど焼き、火が通っていたらでき上がり

 
郷土料理・豆腐焼き(とふやき)
  • 木綿豆腐…1kg (水切りしておく)
  • 青ねぎ…80g
  • 本みりん…20cc
  • 米味噌…100g 1
  • 砂糖…20g
  • 卵黄…1個

※トースターや弱火のグリルで10~15分ほど温めて食べてください
若く色の淡い白味噌を使うのがおすすめ!

 

宮本結実さん
和歌山市出身のみそソムリエ。幼いころから自家製みそに親しんできた、大のみそフリーク

あけましておめでとうございます。皆さんお正月はどう過ごしましたか。関西では味噌仕立てのお雑煮が主流ですが、和歌山には、大晦日(おおみそか)にも味噌を使った料理を食べる習慣が。伊都地方、橋本市に伝わる郷土料理・豆腐焼きです。硬めにつくった特製の豆腐に、ねぎ味噌をつけて炭火で焼きます。
しくじったり、失敗することを「みそがつく」といいますが、一年の内につけた「みそ(失敗)」や、弱みそ、泣きみそなどを食べきり、家族でいろりを囲んで一年の無事を感謝します。青ねぎをすり鉢ですり、味噌や調味料を入れてさらにすってねぎ味噌を作ります。すった青ねぎは丸くやさしい味。大晦日はもう過ぎてしまいましたが、とてもおいしいのでぜひ作ってみてくださいね。

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