ことばで広がる絵本の世界 「よるくま 」
- 2022/1/6
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
おまえは あったかいねえ
夜中にやってきた、かわいいくまのこ「よるくま」。「ぼく」はよるくまのお母さんを一緒に探しますが、どこにも見つかりません。泣き出したよるくまの涙でまわりが真っ暗になった時、現れた流れ星の先に、お仕事をしていたお母さんをようやく見つけます。
お母さんに抱っこされての帰り道。子どもにとって安心できる場面です。そして、一人の親としては、わが子とよるくまを重ねて温もりを感じずにはいられません。寝る前のひとときにぴったりの絵本です。
(和歌山県立図書館
副主査司書・楠川愛)
絵本 | よるくま 酒井駒子/作・絵(偕成社) |
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