ことばで広がる絵本の世界
「わたし クリスマスツリー」
- 2024/12/5
- 子育て・教育
- ことばで広がる絵本の世界
わたしはクリスマスツリーに なるの。
きれいな町でクリスマスツリーになることを夢見て育った一本のもみの木。森の仲間に頼みごとをされても断り、りんごや大麦を乗せた貨物列車が通るたびに、もうすぐだと心待ちにしていました。ところが、ある日、たくさんのもみの木をのせた列車が通り過ぎてしまい…。置いて行かれたと知ったもみの木は、どうするのでしょうか。
行動的で夢にまっすぐなもみの木の強さと、思い通りにならない切なさ、仲間のやさしさに胸がいっぱいになるクリスマス絵本です。
和歌山県立図書館
主任司書・足立有希子
絵本 | 新版 わたし クリスマスツリー 佐野洋子/作・絵(講談社) |
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