あなたに合うiDeCo(イデコ)の選び方
- 2017/6/29
- フロント特集
夏のボーナスシーズンですね。将来のお金が心配だけど、日々のやりくりに追われちゃう。そんな人は「iDeCo」をチェック。今年1月から専業主婦(夫)や公務員も加入できるようになった、節税しながら“自分年金”がつくれる制度です。しっかり学んで、ガッチリおトクな老後資金の準備を目指個人が開ける口座は1人1つ。まず口座開設しましょう。
iDeCoの基本を確認しよう!
個人が開ける口座は1人1つ。まず口座開設をする金融機関を決め、掛金の見通しを立てて運用商品を選んで。
►受け取り開始は原則60歳から
原則60歳以降、70歳までのタイミングで受け取り開始。受け取り方法は、一時金払いか年金払い。一時金での非課税枠は、加入期間が20年以内で年40万円、20年を超えた分は年70万円と結構大きいですよ。
節税できる金額をチェック
職業や年収などを入力すると、iDeCoの節税額が一目でわかります。下記にアクセスを!
“iDeCo ”ってどんな人向き?
原則20歳以上60歳未満が加入可能ですが、リビング読者では特に働く主婦が向いています。自分自身で所得税・住民税を納める人はもちろん、“103万円の壁”を意識して働くパートタイマーも活用法次第でメリットあり。
Q1. 口座開設をする金融機関で違いはある?
A. 扱う運用商品が違うほか、手数料も異なります。各金融機関に確認し、加入前にしっかり比較を。また、「確定拠出年金相談ねっと」の加入マニュアルページに情報がまとめてあるので参考に。
https://wiselife.biz/column/2015/03/2824.html
Q2. 年間で一体どれぐらいの節税効果があるの?
A. 例えば、所得税10%(課税される所得が195万円超330万円以下)の人が、iDeCoで月2万円の掛金を拠出した場合…拠出する年間24万円は全額所得控除にあたるので、24万円分の所得をなかったことにでき、2万円×12カ月×(所得税10%+住民税10%)=4万8000円の節税効果が!節税分は貯蓄に回しましょう。
Q3. 注意すべき点は?
A. 原則60歳まで引き出せず、中途解約ができないことです。口座開設時のほか、毎月口座管理手数料がかかることも計算して。また、商品・運用次第では元本割れの可能性も。無理のない範囲内で掛金の設定を。
Q4. 今すぐ始めたい!申し込みはどうすればいい?
A. 口座開設をする金融機関・運用商品と毎月の掛金を決めたら、金融機関に必要書類を提出。この時、基礎年金番号が必要。ねんきん定期便や年金手帳などで確認を。会社員は、会社側が書く書類もあります。