〝隠す〟から〝生かす〟へ おしゃれの法則 骨格スタイル診断
- 2016/2/12
- フロント特集
取材協力=近鉄百貨店和歌山店 LAUTRĒAMONT
洋服選びで迷うことはありませんか?今、おしゃれの法則として注目されているのが、それぞれの生まれ持った身体を分析し、似合う洋服を導き出す「骨格スタイル診断」。骨格スタイルアドバイザーの西山恵美子さんに学びます。
診断で見つかる似合う洋服選び
骨格や筋肉で3タイプに分類
「何を着てもしっくりこない」「服選びに自信がない」など、年齢、体型、生活スタイルの変化で、何を着たら似合うのかが分からず、悩んでいる人はいませんか。
もしかしたら、自分の身体になじまない洋服を選んでいるからかもしれません。おしゃれに洋服を着こなしている人は、センスが良いだけでなく、自分の身体にうまくなじみ、魅力的に見せてくれる洋服選びを心得ているのでは。
今回紹介する「骨格スタイル診断」とは、自分の身体を最もきれいに見せてくれる洋服の形と素材を分析する診断のことで、現在、女性の間で注目を集めています。
診断では、骨格スタイルアドバイザーが、手首、鎖骨、肩甲骨、肋骨、太もも、膝などに直接触れ、骨格や筋肉の付き方を分析。「太っている」「やせている」は関係なく、持って生まれた身体の特徴に合わせ、「ストレートタイプ」「ウェーブタイプ」「ナチュラルタイプ」の3タイプに分類し、似合う装いへと導きます。
下記ではセルフチェックやタイプ別に洋服選びのポイントを紹介します。今春、自分の体型を〝隠す〞から〝生かす〞へ。法則を知っておしゃれを楽しみましょう。
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骨格を知れば女性はもっと輝く
□身体に厚みがある | □手首に丸みがある | □上重心 |
□身体の割に手足が小さい | □鎖骨が目立たない | □太るとリンゴ型 |
□首が太く短め |
似合わせポイント
胸元と腰回りをすっきりさせることで好印象に。生地に張り感のあるもの、中程度の地厚のものを選ぶのがポイントです
□身体に厚みが無い | □手首が平たい | □下重心 |
□太ると洋ナシ型 | □鎖骨がきゃしゃに出ている | □柔らかい肌質 |
□首が細く長め |
似合わせポイント
上半身にボリュームを持たせるとスタイルアップします。インナーは柔らかな素材やレース、フリル、ドレープなどのディテールが得意です
□身体がやや平面的 | □鎖骨がしっかりと大きく出ている |
□重心の偏りはない | □骨盤や肩甲骨、手の関節がしっかりしている |
□身体の割に手足が大きい |
似合わせポイント
重心を下に置くことでスタイルアップします。ツイードなら地厚のものが似合います。他にも、ゆとりのあるラフなシルエットもおすすめです
30代40代女性のためのスタイリング オフィスKey+(キープラス)代表
西山 恵美子さん
骨格スタイルアドバイザー、パーソナルコーディネーターインストラクター、国際メイクアップアーティスト。元客室乗務員。平成27年にスタイリングオフィスKey+を設立。和歌山市内を中心に診断や認定講座を開くなど活躍中
ブログhttp://ameblo.jp/fascination37
取材協力=近鉄百貨店和歌山店