新築・増改築に最高20万円まで補助
“木の国”和歌山が誇る紀州材。「強度や耐久性に優れていることから構造材に」「美しい色合いを生かすように内装や建具に」と、高品質な家づくりにふさわしいブランド材として知られます。また、その土地で育った木は、その地域特有の気候や風土に合った材質であるため、住宅木材として耐性が高く、長く快適に住むことができるとも。
和歌山県は、「和歌山県内の森林で生産、また県内で製材加工された木材」を紀州材として定義。加えて、和歌山県の住宅産業の振興と、林業・木材産業の活性化を目的に、「紀州材で建てる地域住宅支援事業」と呼ばれる県独自の補助制度を設けています。
その事業内容は、紀州材を使用して県内に木造住宅を新築または増改築する場合、最高20万円までを補助するもの。主な要件として、「乾燥紀州材を使用していること」「乾燥紀州材の使用材積が5立方メートル以上であること」などが挙げられます。
また、2016年から、内外装材として紀州材を使用する場合、5万円の定額補助が受けられるようになりました。県内の住宅を対象に「乾燥紀州材を使用していること」、使用面積に関しては「20平方メートル以上であること」などが条件です。
22年度の同事業の募集期間は23年3月15日まで(先着順)。予算が無くなり次第、受け付けは終了されます。申請方法などの詳細は最寄りの振興局林務課まで。または、下記まで問い合わせを。
県林業振興課
TEL | 073(441)2960 |
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