青年忍者参上! 聞けば聞くほど面白い
「和歌山のすごさ」伝えます
和歌山市の小学校を出張訪問
地域資源の魅力を語る
和歌山青年会議所の「ひとづくり委員会」が、小学校の出前授業「青年忍者・学校訪問」を6月からスタート。「忍者」「和歌山城」「日前宮」「和歌浦」「友ヶ島」の5つのメニューで、和歌山市の魅力や〝すごさ〞を伝えようと活動を始めました。
メンバーたちは、日本三大忍術伝書の一つ『正忍記(しょうにんき)』を記した名取三十郎正澄(なとりさんじゅうろうまさずみ)の墓石が和歌山市で見つかったことにちなみ、忍者姿で登場。授業はこうした忍者の話に始まり、和歌山城、日前宮…と、テーマごとに映像を流した後、忍者が分かりやすく解説します。
自慢できるふるさとに
例えば、和歌山城なら、日本に3つしかない連立式平山城であることや、豊臣から3つの時代区分が見られる石垣、日前宮なら2つの神宮を構えること…など、全国的にも希少で、〝すごい〞と自慢できる特徴を取り上げ、楽しいトークで案内します。
「子どもたちと盛り上がりながら話を進めたい」と話すのは、忍者・名取役の西田聡さん。「今年は国体でたくさんの人が和歌山に来ますが、大人にも、実は和歌山城についてすら語れない人が多い。出前授業を通して、私たちも勉強になります」とも。
また話の中で、「〝忍者〞って何やろ?知ってる?一度、辞書で調べてみよう」「名取三十郎正澄の墓がある恵運寺はどこにある?」などと投げかけ、児童たちは辞書と地図で調べて発表。辞書や地図に興味が持てるようなきっかけづくりも。
6月4日には、初の出前授業として野崎西小学校(和歌山市梶取)へ出張。3年生2クラスで授業をしました。「ちょうど春の遠足では和歌山城へ。現地で見てきたことも授業に登場しました。改めて話を聞くことで認識が深められたと思います」と向井直樹教諭。
和歌山青年会議所は、今年10月30日までの期間に出張する和歌山市内の小学校を募集中。対象は3年生〜6年生。
問い合わせ
西田さん | 090(2716)4620 |
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事務局 | 073(428)3334 |