「ママ見て!」は
できることが増えた証し
「できたね!」で喜びを共有して
- 2021/4/15
- 子育て・教育
- "伝わる"ママの話し方
新生活にもそろそろ慣れ、少しずつリズムが整ってくる頃。“スモックを自分で着る”“カバンを用意する”…、少し大きくなると、身支度も自分でできるなど、特にこの時期は親にとっても子どもの成長を感じることが増えます。
新学期は子どもも張り切っているので、“できるようになろう!”とがんばるものです。そのために癇癪(かんしゃく)を起こしたりすることもあるのですが、できたときは、うれしくて大騒ぎ。「ママ、見て!見て!」と目をキラキラさせながら言ってくることでしょう。
そんな子どもに、大人はついつい「はいはい、見たよ」「後でね」などと流してしまいがち。でも、子どもは一人でできたことのうれしさを共有したいのです。こんなときは流してしまわず、ぜひ「できたね!」と言ってあげてください。
お母さんが一緒に喜んでくれると、子どもはうれしさを感じると同時に自信を持ちます。そして、さらにいろんなことにチャレンジするようになります。「できたね!!」「本当だ! お母さんびっくりよ」「わ~できたね、うれしいね」、そんな一言が子どものやる気をグングン育て、自分でできることが増えていきます。
子どもはいつでもがんばっています。できないことを指摘するより、できたことを一緒に喜びましょう。お母さんが見てくれているという信頼があれば、困難にもめげない強い心が育ちます。
先は長いようでも、子育ては、終わってみればあっという間。今この時の子どもの成長を、ゆっくりと見守り、「できたね」で一緒に喜んであげてくださいね。
キッズコーチング認定講師によるコラムサイト「ままとこネット」が、4月16日(金)にスタート。むらたますみさんが編集長を務めています。0~6歳を中心とした子育てに役立つ情報が満載! アクセスは(https://mamatoko.net/)から、または「ままとこネット」で検索を。
著者 | むらたますみ キッズコーチングマネジャー |
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監修 | 竹内エリカ 幼児教育者、日本キッズコーチング協会理事長 |
HP | キッズコーチングマネジャー https://momsknack.com/ |
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