盛り上がりを見せる九度山で
幸村の息吹を感じて
真田幸村が14年間暮らした九度山町。真田の者が過ごした場所をはじめ、古き良き町並みが今も残っています。さらに最近は、真田家の家紋である六文銭をあしらったグッズが道の駅などで販売され、来年には「真田ミュージアム」の開館が予定されているなど新たな盛り上がりを見せています。町を訪ね歩き、幸村の息吹を感じてみませんか。※次回は5月30日号に掲載
真田まつり
幸村と父の昌幸をしのんで行われる「紀州九度山 真田まつり」。5月4日(祝)午前10時~午後4時、5日(祝)の午前10時~午後3時に道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で開催。5日は仮装した武者たちが町内を歩く様子が見られます。1.おやつの時間 cafe style
築90年の、元旅館を改装してオープンした古民家カフェ。地元の野菜を使ったランチなど体に優しいメニューを提供。真田幸村にちなんだ、「真田ぷりん」(250円)を販売。柿シロップをかけたプレミアム真田ぷりんもあります。2.道の駅「柿の郷くどやま」
観光案内所、農作物の直売所、ベーカリー「パーシモン」が併設された道の駅。地元の土産物から焼きたてパンまで幅広く手に入ります。3.真田庵
善名称院とも呼ばれる、昌幸・幸村父子の屋敷跡に建てられた寺院。瓦や門、絵馬に至るまで六文銭があしらわれ、幸村ファン必見。3.真田宝物資料館
真田庵の境内にある資料館。幸村が使用したとされる、槍先(やりさき)、よろい、遠方と交わした書状など貴重な品を見ることができます。4.真田古墳(真田の抜け穴)
真田庵から170mほど東に位置し、かつては真田庵とつながっていたといわれている穴。見張りの目を逃れ、屋敷を抜け出す際に使っていたと考えられています。
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