困難なときこそ、支え合って家族がいるから前向きになれる

ありがとう、と言葉で伝えることが大切

歌舞伎の名門(萬屋)に生まれ、8歳のとき、歌舞伎座で初舞台を踏んだ中村獅童さん。歌舞伎以外にも映画、ドラマなど多方面で活躍する中、2015年に沙織夫人と結婚。2017年には「パパにそっくり」と話題の長男・陽喜君が誕生。さらに今年6月には次男・夏幹君が誕生、中村家は4人のファミリーに！

「女性はホントにスゴイよね。妊娠・出産は、ものすごく大変なこと。僕も家族として、父親として、夫として、できるかぎりのことをしたい。たとえば妻は、どうしても次男にかかりきりにならざるをえない。そうすると長男はさみしいよね。だから僕は、長男と触れ合う時間を多くしています。一緒に散歩をしたり、お風呂に入ったり。そうそう、この間は長男のヘアカットに挑戦して」とニッコリ。「家事も育児も…妻には、感謝と尊敬の気持ちでいっぱい。ありがとう、ときちんと言葉で伝えるようにしています」

うれしいことも、困難も分かち合えるのが家族

順風満帆に見える中村さんですが、「実は多くの困難にブチあたってきているんです。でも、こうして克服できたのは、妻のおかげ」としみじみ。「健康管理は大切、という妻の助言で定期的に人間ドックを受診していたら、脳動脈瘤(どうみゃくりゅう)が見つかった」。その後、予防措置として、手術をすることに。さらに2年後の2017年には、初期の肺腺がんにかかっていることが分かり、手術で肺の一部を切除。「彼女のサポートがなければ、僕はもういないか、寝たきりになっていたかもしれない」

「コロナ禍という今の時代もそうですが、人生には大きな試練が待ち受けているもの。その時、お互いを支え合うのが家族。支え合って困難をともに乗り越え、幸せを一緒に喜び合うことで、家族の絆がより一層深まる。苦しい時にはともに涙を流し、そして涙の何倍もの笑顔で過ごすことが、きっと未来への糧になるはず」

「主婦休みの日」キャラクター
「イクコ」（左）と「ニコ」（右）

リビング新聞は、「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と、1月25日、5月25日、9月25日を「主婦休みの日」として日本記念日協会に登録。「主婦」とは、普段から家事を主に担当している人をいい、「主夫」も含みます。http://r.living.jp/shufuyasumi

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