のぞいてみよう!万華鏡 光と鏡のアート

小さな穴をのぞくと、無数の幾何学模様が広がる万華鏡。角度を変えるたびに変わる形は、人を飽きさせない魅力を持っています。光と鏡の反射が作り出す無限のアート。美しい万華鏡の世界を楽しんでみませんか。

瞬時にして変わる一期一会の楽しさ
筒の中に広がる小さな宇宙

“万の華を映し出す鏡”ともいわれている万華鏡。子どもの頃、一度は筒の中身をのぞいた経験があるのでは。筒をクルクルと回すたびに現れる複雑で美しい模様は、見ていても飽きることがありません。

万華鏡は1816年に、スコットランドの物理学者によって発明されたといわれています。その後、人気を集め、欧州、米国、日本など、世界中に広がりました。

多角形に組み合わされた鏡が、光によって反射し、幻想的な世界を生み出します。瞬時にして変わる模様は、まさに一期一会。“もう一度、見たい”と思っても同じ模様が現れる確率は少ないと言ってもいいくらいです。

万華鏡は、子どものおもちゃや土産物として親しまれてきたと思いきや、実は奥が深く、アート作品として収集するコレクターや、手作りを楽しむ愛好家が少なくありません。

空気が澄みわたる季節。星空もいいけれど、秋の夜長に自分だけの小宇宙を楽しんでみては。下記は、手作りの万華鏡教室などを開いている「KOKOHARE(心晴れ)」の下硲友紀さんに話を聞きました。

大人も夢中になる 万華鏡の世界

下硲友紀さん
岩出市在住。「KOKOHARE(心晴れ)」主宰。県内外で、パステルアート教室やオイル式手作り万華鏡のワークショップなどを開催。ブログhttps://ameblo.jp/wakayama-iyashi-kokohare/








作り方

1.材料をそろえます
万華鏡キット(筒、容器)、専用オイル、接着剤、筆、綿、棒、ビーズ、スパンコール、ペーパーナフキンなどの素材を準備します


2.容器に素材をイン
容器に、好みの素材を入れます。途中、筒を当ててのぞき、模様や色合いを確認。専用オイルを入れます。空気の泡ができたときは、綿棒でつぶしましょう


3.容器を密閉
筆を使って容器のふちに透明接着剤を塗ります。細かな素材が付着していると密閉できず、オイル漏れの原因にもなるので気を付けて


4.外筒と容器を接着
筒に好みのイラストや写真を巻きます。自分で撮った写真や、描いたイラストにするとより愛着が。筒と③の容器は透明接着剤で合体させます


5.完成
オイルを使うことで万華鏡の中の素材がゆっくりと動きます



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