母の日に比べ存在感が薄い!? 今年は6月18日“父の日大調査” 聞かせて お父さんの本音
- 2017/6/8
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父の日、皆さんの家庭では贈り物をしますか?どんな一日を過ごすのでしょうか。さて、お父さんは何をプレゼントされるとうれしいのでしょう。お父さんたちの本音を聞いてみたいと思いませんか。リビング和歌山が調査してみました。ぜひ参考にして、日ごろは言葉にできない感謝の気持ちを伝えてみましょう。
平均年齢46歳のお父さんたちが答える
わが家の〝父の日〞の実態
6月第3日曜は〝父の日〞。今年は18日ですね。母の日とともに父の日もアメリカ生まれで、日本に伝わったのは1980年代と比較的新しい記念日。だからでしょうか、母の日に比べて父の日は存在感が薄いイメージ。日本生命による調査でも、半数以上が「プレゼントを贈らない」と回答しています(2016年ニッセイインターネットアンケート)。
そこで、リビング和歌山は父の日に向けたアンケートでお父さんの本音を探ってみました(5月13日号・20日号で実施、128人が回答)。答えてくれたお父さんの平均年齢は46・02歳。最高齢の68歳から25歳の若いパパまで、幅広い答えが集まりました。そんな中、「何ももらったことがない」という回答はわずか約4%。ほとんどが何かしらの贈り物をもらった経験があり、「手作りの品がうれしかった」「初めてもらった娘からの手紙に感動した」など心温まるエピソードがたくさん。中には「子どもが大きくなってからは何もない」「毎年スルーされる」という声もちらほらありますが、やっぱりお父さんも感謝の気持ちを言葉で表してほしいと思っているはず。今年は、お父さんの幸せ度がアップする一日にしませんか。贈り物選びや演出に役立つ回答も交えて、2面にお父さんたちの声を紹介します。
幸せ度がアップする父の日に
「困ったプレゼントがない」という答えにもお父さんの優しさが表われていましたが、こちらの答えも「何でもうれしい」が多数。でも、贈る側とすれば、何か“喜んでもらえる”ヒントが欲しいところですね。
具体的に回答にあった“欲しい物”に大きな差はありませんが、「旅行をしたい」「マッサージ券」が意外にも多いところ。旅行は「温泉」の希望が多く、お父さんも日ごろの疲れが癒やされるプレゼントがうれしいようです。服飾品・衣類の希望も多く、普段身に付けられる物・使える物などの実用性を望んでいますが、“困ったプレゼント”にあるように、「好み」や「サイズ」には要注意。子どもや妻のセンスが伝わらないこともあるので、事前調査をしてから贈るのがおすすめ。
うれしいプレゼントがある反面、ちょっと困った物もあるのでは?そんな質問に半数以上が「なし」「もらって困る物はありません」という答え。感謝したいという思いが、きちんと伝わっているのですね。衣料品は「サイズが大きすぎる」「柄がヤバかったネクタイ」「奥さんと娘のヘン顔がプリントされたTシャツ」などの理由付き。その他「普段飲まない焼酎」や「使い道がない高級品」などがあり、事前に希望を聞いておくといいかも。「ビールを片手に顔を赤くして焼き鳥を食べている似顔絵をもらって、少し恥ずかしくて」や「道ばたで摘んできてくれた花、すぐに枯れてしまって」と、子どものかわいさゆえに、何とも微妙なパパの笑顔が思い浮かびますね。
日ごろは忙しいお父さんも、この日ばかりは家族の愛情をたっぷりと感じられる一日にしたいようです。一方で、「何もしなくていい日」「の~んびりと過ごしたい」などと“一人で過ごしたい”派も。いつも休日は家族にサービス精神旺盛なお父さんには、心も体も休まる一日をプレゼントしてあげるのも、家族の愛情かもしれませんね。