ほっこり温か、癒やしの羊毛フェルト
- 2017/2/16
- フロント特集
作り手のこだわりや、手仕事ならではの思いが感じられ、人気を集め続けるハンドメード作品。寒い季節は、ふんわりとしてかわいらしく、温かでナチュラルな雰囲気を持つ「羊毛フェルト」に注目。その魅力を紹介します。
気軽に始められて愛着たっぷり
心を温める羊毛フェルト
羊毛フェルトにチャレンジして、ほっこり癒やされてみませんか。羊毛フェルトとは、羊毛を特殊な針でちくちくと刺して形作り、マスコットなどに仕上げる手芸。100円ショップで材料や道具がそろったキットなども売られていて、初心者が気軽に始めやすいこともあり、人気を集めています。
猫やクマ、ウサギなど動物をモチーフにした作品を中心に制作している、羊毛フェルト作家の“らいとま”こと葉田真希さんに話を聞きました。自身の工房を持ち、クラフトに関連したイベントにも多数出展している葉田さん。羊毛フェルトを始めたのは、3年ほど前だそう。「友人が作った作品を見て、かわいい!と思ったのがきっかけ。時間を忘れて羊毛をちくちくつついています。ストレス発散にもなりますよ」。出来上がった作品は世界に一つ。まったく同じものを作ることはできず、作り手の個性が表われます。形が少しゆがんでも、それが味になるという魅力も。
下記では、フクロウのマスコットを作る手順や、葉田さんの愛らしい作品たちを紹介。リビングカルチャー倶楽部でワークショップも開催します。羊毛フェルトのふんわりとした温かさにぜひ触れてみて。
気軽にチャレンジ! 羊毛フェルト
手を刺さないように注意!
ブログ | http://ameblo.jp/raitoma1109/ |
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インスタグラム | https://www.instagram.com/raitoma1109/ |
ちくちく刺して出来上がる
バラエティー豊かな作品たち
羊毛フェルトを刺すときに使うのは、専用のフェルティングニードル。先端にギザギザとした凹凸があるため、羊毛の繊維が絡まってフェルトになっていきます。作業を進めていくにあたり必要なのが、フェルティングマット。テーブルなどにニードルが当たって傷付けてしまったり、ニードルが折れてしまうことを防ぎます。これらの道具を使って、温かみのある羊毛フェルトが出来上がります。
立体的な作品だけではなく、平面的なものを作ることも可能。細くより合わせた羊毛を刺していくと、刺しゅうのように細かな模様をつけたり、文字を書いたりできるので、簡単にワンポイントに。マスコットやブローチ、コースター…。葉田さんの作品のように、アイデア次第で創作の幅が大きく広がります。癒やしの羊毛フェルトにあなたもチャレンジしてみて。
特別1日講座 「羊毛フェルト」講座 参加者募集
葉田真希さんを講師に迎え、羊毛フェルトにチャレンジするワークショップ。幸せを運ぶフクロウのマスコットが乗った、リースを制作します。酉(とり)年の今年にぴったり!部屋に飾って、ほっこり癒やしの空間に。
日時 | 3月29日(水)午前10時~12時半 |
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講師 | 羊毛フェルト作家・葉田真希さん |
住所 | リビングカルチャー倶楽部フォルテ教室(和歌山市本町) |
参加費 | 2500円(材料費・道具代込み) |
対象 | 大人 |
持ち物 | はさみ |
定員 | 10人(定員を超えた場合抽選) |
締め切り | 3月8日(水) |
申し込み・問い合わせ | 073(428)0281 和歌山リビング新聞社 (午前9時半~午後6時半、土・日・祝日は除く) |