新小学1年生に交通安全手帳を配布
ルールを守って楽しく通学
リビングソーシャルプロジェクトが3市の73公立小学校の新入生に
交通ルールを守って、楽しい学校生活を送ってね―。
和歌山リビング新聞社が中心となって立ち上げた、社会貢献活動を行う一般財団法人「リビングソーシャルプロジェクト」は、交通安全諸団体の協力と企業協賛を得て、「新小学1年生・交通安全キャンペーン2015」を展開。「新小学1年生こうつうあんぜんてちょう(交通安全手帳)」を作成し、和歌山市、海南市、岩出市の73公立小学校に入学したすべての新小学1年生に配布しました。
クイズ形式で分かりやすく家族で一緒に通学路の確認を
和歌山市立湊小学校では4月16日、1年生(1クラス)19人に担任の雑賀宏子教諭から手帳が配られました。手帳を手にした子どもたちは、先生のアドバイスを受けながら、さっそくみんなでクイズに挑戦。
第1問「どうろをあるくときは?○○がわをあるきましょう!」
「○○に入る言葉は何かな」と問われると、元気に手をあげて答えを発表する子どもたち。「右側を歩きましょう」とみんなで声をそろえると、雑賀教諭は「大きな声でいいね」とにっこり。クイズを楽しみながら交通ルールを学んでいました。
手帳はA6サイズ、14ページで、和歌山県警シンボルマスコットの「きしゅう君」と一緒に読み進めていきます。分かりやすいイラストを用い、交通安全のルールやマナーを理解しやすいよう、クイズ形式で説明。保護者向けに子どもを事故から守るポイントが紹介されています。また、平成27年の交通安全年間スローガン(こども部門)と、同キャンペーンの一環として募集した「交通事故防止標語」の入選作も掲載。
手帳には万一に備えて、交通事故傷害保険も付けられています。手帳を持っている和歌山市、海南市、岩出市の公立小学校の児童を対象に、今年4月1日から1年間、学校内、登下校時のほか旅行中も含めて交通事故を24時間補償。最高20万円まで支払われます。
子どもたちが楽しく安全に通学できるよう、登下校時を想定しながら、家族で一緒に手帳を見て交通ルールやマナーの大切さを確認しましょう。